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独立行政法人 国立病院機構 神奈川病院 ロゴ

|診療部門のご案内|呼吸器外科|

当科は4名の専門医が在籍しており、西湘地区でトップレベルです。

対応疾患

  • 肺結核
  • 気管支炎
  • 肺炎
  • 気管支拡張症などの一般呼吸器疾患
  • 慢性閉寒性肺疾患(肺気腫・肺線維症など)
  • 自然気胸
  • 肺癌
  • 縦隔腫瘍
  • 睡眠時無呼吸症候群

専門的な治療

診療スタッフ

根本 悦夫
職名 名誉院長
専門 呼吸器外科
認定医・指導医 日本呼吸器学会指導医
日本外科学会指導医
日本呼吸器内視鏡学会指導医
橋詰 寿律
職名 院長
出身大学 慶應義塾大学
卒業年 昭和59年
出身研究室 慶應義塾大学呼吸器外科研究室
専門 呼吸器外科・胸腔鏡手術・肺癌
認定医・指導医 日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
日本呼吸器外科学会指導医
呼吸器外科専門医合同委員会呼吸器外科専門医
日本胸部外科学会認定医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
肺がんCT検診認定医機構肺がんCT検診認定医
藤本 博行
職名 呼吸器外科医長
出身大学 帝京大学
卒業年 平成11年
出身研究室 慶應義塾大学外科学
専門 呼吸器外科
認定医・指導医 日本外科学会認定医・専門医・指導医
呼吸器外科専門医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
杉浦 八十生
職名 呼吸器外科医師
出身大学 慶應義塾大学
卒業年 平成17年
専門 呼吸器外科
認定医・指導医 日本外科学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医
日本医師会認定産業医
日本禁煙学会認定指導医

睡眠時無呼吸症候群

最近話題になっている、睡眠時無呼吸症候群は寝ている間に、呼吸が一時的に止まる病気で、突然死の原因にもなります。本院においても短期入院(2泊3日)で検査できます。
特に肥満の方、夜間いびきがひどい方はぜひ、一度検査することをお勧めします。
ご希望の方は、呼吸器科外来の医師にご相談ください。

CTを用いた肺がん検診

肺がんについて

1981年以来、日本人の死因の第1位はがんであり、その後も増加し続けています。その中で、肺がんは、部位別の死亡数の第1位に位置しており、現在も増加傾向にあります。
 肺がんの原因には、喫煙が関係していることは周知のとおりですが、非喫煙者でも肺がんになってしまいます。その原因として副流煙や排気ガス、食品添加物に含まれる発がん物質などがあります。
 肺がんは、肺の中心部にできるもの(肺門型)と末梢部にできるもの(肺野型)に分類できます。喫煙者に多いのが肺門型であり、咳や血痰という症状が、比較的早期の段階で出現します。
一方で、肺野型はある程度進行するまでほとんど症状がでませんので、早期の段階で発見しにくいとされています。
 非喫煙者での肺がん患者の多くがこの肺野型の肺がんです。CTによる検診は、この肺野型の肺がんの発見に特に有効とされています。いずれの肺がんにしても、早期発見することが完全に治癒する上で重要です。

肺がんCTの利点

胸部単純X線写真による検診は、アメリカで行われた大規模な研究報告により肺がんの死亡者数を減らすことに貢献しない事が報告されています。
この問題を解決するのがCTによる肺がん検診です。その利点は以下のとおりです。

  • 重なりが少ない(画像1参照)

    胸部単純X線写真では、心臓、肝臓及び骨などが肺の一部分と重なってしまうため、その部分が死角になり肺がんを発見することが困難な場合があります。
    胸部単純X線写真では心臓に隠れて陰影を発見できません。CTでははっきりとした陰影として抽出されています(赤丸の中)。
  • 画像の解像度が大きく優れる(画像2参照)

    CTは胸部単純X線写真より格段に分解能力が優れているので、数ミリ径の病変も見つけることが可能です。すなわち早期発見が可能であり、症状が出現していない段階の肺野型肺がんを発見することができます。
    胸部単純X線写真では淡くごく小さい約5mmの陰影を発見できません。CTでは抽出されており発見することができます(赤丸の中)。

肺がんCT検診をお勧めする方

40歳以上の方、喫煙習慣のある方や過去に喫煙していた方、咳や痰などの症状のある方には肺がんCT検診をお勧めします。

検診方法

予約方法 電話で希望の時間をご予約ください。受付時間は平日の9時から17時です。
連絡先0463-81-1784(地域医療連携室直通)
検診場所 国立病院機構神奈川病院 放射線科 CT室
検診時間 平日の15時30分から18時30分までの時間帯で行っております。
検査結果 2週間から3週間程で検査結果を郵送します。
検査費用 検査の費用は5,000円です。

結核・非定型抗酸菌症治療

結核・非定型抗酸菌症 肺結核は減少を続けていますが、時おり新聞、テレビで報じられるように結核の集団感染、院内感染があります。
また健康診断や職場検診で結核が発見されたということがあります。
2週間以上続くがんこな咳、痰のあるときは結核を疑うようにいわれますが、時には検診発見のようにまったく自覚症状がなくみつかることがあります。
結核は早く発見し、正しく治療すれば、今日ではなおせる病気になりました。
問題は診断と治療が適切に行われなければならないし、普通の感染症よりは長く治療を守ってもらわなければなりません。
正しく診断されても、途中で治療を中断されますと、いわゆる耐性菌が発現してなおすのに難渋するようになります。
本院は伝統的に結核治療に取り組んできましたので、診断のための検査法は完備し万一他へ感染の恐れのある時の入院治療も出来ます。
時に結核菌と混同して非定型抗酸菌症が発見されることがあります。
これははじめに咳痰の顕微鏡検査をする時、両者は形態的に鑑別がつかないからです。
胸部X線検査でも時に両者の鑑別が困難なことがあり、この場合は最悪の場合を想定して「結核症」として対応することになります。
その後に行う精密検査ではじめて「非定型抗酸菌」と同定され診断が確定します。
非定型抗酸菌は人から人への感染の恐れは通常ありません。 従ってこの点が「結核症」と異なることで、非定型抗酸菌であれば感染防止のために入院していただいたり、職場をはなれなければならないことはありません。
非定型抗酸菌は実は自然界、土壌や水道水にも存在するもので、たまたま気管支拡張症や肺結核治療時などに肺のなかに住みやすい空間があるとそこに定着してしまうものです。
菌量が少なければ共生しているくらいに考えていてもよいものです。
治療法は感染症ですから抗生物質による化学治療です。 非定型抗菌症は頻度の低いものも含めておよそ10種類くらいあり、多くはなかなか抗生物質がきかないものが多いものです。
菌量が少なければ、あるいは出来れば菌量が増えないような治療法をめざしていくほかありません。
非定型抗菌症は最近診断法が進歩したので発見されることが多くなりましたが、やはり頻度の低い感染症です。
本院では結核治療と合わせて、的確な診断と治療を行っています。

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